2009年8月2日日曜日

プロヴァンスのリキュール“リカール”



プロヴァンスのリキュールと言えば何と言っても“リカール”
プロヴァンスワインフェアのお勧めカクテル「プロヴァンスの太陽」 400yen
オレンジ、炭酸水、スライスレモンを使い、プロヴァンスをイメージしています。
(リカール・リキュール・カクテルレシピコンテストアイデア賞受賞)
リカールは少しくせのある味わいですが飲みなれるとやみつきになってしまいます。南仏の太陽や大地を思わせるようなリキュールです。


<リカール>
ハーブリキュール、アルコール度45%
リ カールのようなお酒は、パスティスと呼ばれ、アブサンというニガヨモギを使ったリキュールが健康上の問題から1907年からスイス、1915年にフランス で製造が禁止されました。 アブサンに“似せて(se pastiser=ス・パティスゼ)つくる”という意味でパスティスと呼ばれるようになりました。
リカールの原料は、プロヴァンス産のスターアニス、リコリス、フェンネルなどで、これらをアルコール度96度の中性スピリッツに漬け蒸留。水、砂糖カラメルを加えて製品化されます。
リカールに水を加えると白濁色を帯びた黄色に変わりますが、これはアルコールに溶け込んでいたオイル成分が水に溶けにくく、膜をつくって乱反射するからだそうです。


*アブサンは1981年にWHOがニガヨモギの香味成分ツヨンの残留規定も定め、製造が再開、スイスでも2005年に解禁になりました。健康上には何ら問題はなくなりました。
ちなみにゴッホもアブサンを愛飲していました。