2009年5月4日月曜日
ボルドー研修 第3日目 Part 2
ラ・パレット ソムリエの渋谷です。だいぶ間が空いてしまいました・・・。あれから一ヶ月・・・
続いて向かった先は同じくサンテミリオン地区にある Ch.du Courlt。バスで向かう途中はブドウ畑とシャトーだけ、スーパーもコンビにもありません、本当にワインの町という感じでした。
到着後は、シャトーの皆様に挨拶をし、早速テイスティングです。サンテミリオン地区とポムロール地区(ポムロール地区にも畑を所有しています)の赤ワインを4種類、この2つ地区は赤ワインのみを造ることが法律で許されている地区です。それぞれヴィンテージが2,000年代と新しく、黒いベリー系、ほんのりハーブなどの爽やかな香り、ボリューム感、凝縮感ある若々しい味わいでした。
昼食もご馳走になり、フォアグラ、サーロインステーキとボリュームがあり食べごたえのある食事でした。それとテイスティングをしたワイン、料理と相性はピッタリ!!そして、自分の隣りの席は先程の赤いコートの女性が・・、会話ができないためワインを注いで差し上げることしかできませんでしたが・・・。
いよいよモノリスの教会や王の塔があるサンテミリオンの街へ!! 1999年にサンテミリオンの町と周辺の7つの村全体が 世界遺産に認定。到着してすぐに教会に向かいましたが、ワインショップが沢山あり、ついついお店に入りワインを眺めていました。そんなことばかりをしているのでなかなか教会に着かない・・・ ようやく教会に・・・。写真で見た建物が堂々あり、何百年と沢山の人々が祈りを捧げてきた教会に、いま自分がいることがとても不思議な気分にしばらく入口の前で立ち尽くしていました。短い時間でしたが建物を見ながら街を歩き、現在でも建物が使われていることが不思議で、過去にタイムスリップしたような気持ちになりました。もう少し街を見学したかったですが次の訪問先へ向かいました。
訪問先はCh.Grand Barrail Lamarzelle Figeac、こちらでも赤ワイン2種類、白ワイン2種類をテイスティングとシャトー内を見学、作業効率などの理由で円形状にきれいに並べられた熟成中の樽が印象的でした。併設したワインショップでは皆、興味津々にワインを眺めていました。
ホテルに戻り夕食までに時間があったので1人でボルドー市街を散策することにしました。当たり前ですが回りは全員フランス人、道が分からないので行き当たりばったりに歩き回りましたが、現地の人たちの日常が見えてよかったです。
夕食はRestaurant La Belle Epoque にて、この日は参加した方々と、料理の話や笑い話をしながらワイン片手に楽しく過ごせました。(笑いすぎて腹筋が痛かったです・・・)