2009年4月17日金曜日

第2日目 Part1



ソムリエ渋谷です。ボルドー研修の続きをつぶやきます。
7時起床、8時ホテル内にて朝食(パンが美味しかった~)
9時過ぎホテル出発。途中、写真で見る光景に感動。
Syudicat Viticole at Beychac & Cailleau(ブドウ栽培者、ワイン醸造者の組合)を訪問。現在6,000軒の組合員が加盟、小規模な栽培者、醸造者の現状などを聞くことができました。ワインの専門学校で新しいノウハウを学んだ若手醸造家への世代交代起き、ワインの造り方が大きく変化しているそうです。
テイスティングは解説をおりまぜて白ワイン2種類、赤ワイン2種類、ロゼワイン2種類、クレマン ド ボルドー (ボルドー産スパークリングワイン)。
それぞれのワインに個性があり、特にロゼワインの1つクラッレトは色が濃くとても印象的でした。最近、フランスをはじめヨーロッパではロゼワインの人気が高まり生産量が増えているそうです。
それにしても日差しが強い!!それでもあまり汗は掻かない・・・
その次に訪問したのは、Ch.Thieuley、二人の姉妹が家族経営するシャトー。皆さんとても温かく私たちを迎えてくれました。挨拶をして早速見学、初めて見るシャトー、樽の中で熟成中のワイン、ステンレスタンク、ここにあるワインが世界中の人に飲まれると思うと感慨深い思いになり、醸造方法や畑の話を聞き、「畑のブドウの樹にビニールかけているのはなぜですか?」 と伺うと 「白ワイン品種 ソーヴィニヨン・ブランは病気になりやすく、新しく植えた樹の目印」ということで頻繁に行うそうです。
テイスティングは白ワイン3種類、赤ワイン2種類、ロゼワイン1種類、畑の近くで飲むワインは最高の味わいでした。お忙しいにもかかわらず昼食をご用意して頂き、大変有り難い気持ちでいっぱいです。
全てひと口サイズのピンチョスで、なんだかホームパーティーのようで、とても楽しく過ごすことができました。本当にありがとうございました。(ちなみにお姉さんは日本に住んでいる家族に会いに、この日の夕方に日本に出発するとのことでした。)
こちらのシャトーのワインをお店でも入荷しますので、皆様に是非お飲み頂きたいです。
シャトーの皆さんにお別れとお礼の挨拶を済ませ、次の目的地に向けバスに乗り込みました。

ラ・パレットのブドウの樹




ラ・パレットの庭で育てているブドウです。

左写真   キャンベル・アーリー
中写真   メルロー
右写真   カベルネ・ソーヴィニヨン


品種によって成長のしかたが違います。
キャンベル・アーリーとメルローは展葉しています。
カベルネ・ソーヴィニヨンはようやく発芽のようです。
天気で実のつき方が変わってくるので今後の天気が心配です・・・