2010年1月10日日曜日

ピピュトル


入口に飾っている“ピピュトル”という澱下げ台です。シャンパーニュの醸造工程で使われている道具です。
瓶内二次発酵させ熟成させた(瓶の中で糖分は発酵によってアルコールと炭酸ガスに変化してシャンパーニュの泡となります)ボトルをやや斜め下向きし、毎日1/8位ずつ回転させボトルを立てていき、澱を瓶口に集めます。その後、冷却した塩化カルシウム水溶液に瓶口をつけ凍らせた仮栓とともに澱を取り除きます。
シャンパーニュは様々な工程や手間、時間をかけられ、華やかで優雅なワインに仕上げられるのでしょう・・・。