2009年4月21日火曜日

ボルドー研修 第2日目 Part2




Ch.Thieuleyを出発して、次の訪問先はサンテミリオン地区にある家族経営のCh.Mongot。昨年からお父さんから息子さんに世代交代した、 サンテミリオン地区とコート ド カスティヨン地区に畑を持つシャトーです。全て南向きの日当たりの良い畑、3kmくらい離れた位置関係ですが土質、気温は2~3℃違うそうで、当然育てる ブドウ品種も異なります。私が一番印象的だったことは、シャトーの販売プロモーションビデオ、若者が聴く音楽に乗せてワインの映像が映し出され、こういう所にも世代のセンスが出るのだなぁと思いました。しかし、新しい技術を取り入れながら伝統を大切にす るワイン造りをしています。ヴィンテージの異なる赤ワインを3種類をテイスティングさせて頂き、違った個性の味わいにワインに奥深さを改めて感じることができました。 (この後、持っていたカメラが突然壊れてしまいました・・・、かなりへこみまた・・・。) お礼の挨拶をして、次いで向かった先は、コート ド カスティヨン地区のCh.Grand Taillac。移動中に振り出した雨が止まずあまり畑を見ることができませんでしたが、シャトー内の応接間などを見学させて頂き、建物が古く、現在歴史 の重さに圧倒されました。この日はで夕食をご馳走になり、シャトーで食事をする機会は絶対にないので少し緊張しました。シャトーの方やコート ド カスティヨン委員会の方たちと、とても美味しい料理を楽しむことができ、シャンパーニュ、白ワイン、赤ワイン、食後のコニャックと料理をゆっくりと味わいました。(3時間の食事、普段、自分は時間をかけずに済ませてします・・・) フランスの人々は本当に食事の時間を大切にしていると感じました。ワインの質問、日本のワインの現状などを話しましたが、通訳をしていただかないと会話ができないので語学力の重要さを痛感しました。ワインだけでなくこういった習慣を体験でき良い経験になりました。 帰りのバスの中、心地よい余韻に浸りながら、熟睡していました。